アクポニの歩み 10th Anniversary
弊社はアクアポニックスを広げることに喜びを感じる、メンバーが
集まっている会社です。2014年から活動をはじめ、これまで
一つひとつ実証を重ね、10周年を迎えることができました。
私たちのこれまでの歩みをご紹介します。
アクアポニックスは新しい食料生産技術であるため、まずは認知いただくことが業界全体にとってプラスとなると考えております。そのため、創業当初からYoutube、SNS、ブログ、HP等において最新の情報発信に努めてきました。
2015年に生まれたSDGsが追い風となり、環境負荷の低い農業がより強く求められるようになった結果、現在では多くの取材依頼をいただいております。
農園施工
農園施工数
日本で圧倒的な施工実績をもち、栽培試験済み品種67種、生産試験済み魚種5種、特許数3件、補助金獲得(支援)数13件を誇ります。これまでの研究成果に基づき、用途や品種に応じた最適な生産設備の構築を、最も低コストで提供しています。日本最大の大規模農場(3000㎡)から観光向けの飲食店内小規模農場(10㎡)まで手掛けております。
CO2排出削減量
アクアポニックスは化学肥料を使用しません。
そのため、化学肥料の生産と輸送時に多く発生するCO2を削減することができます。また陸上養殖だけでなく、水耕栽培も同時に行うことで植物によるCO2吸収も行われるため、より脱炭素化へ貢献できる技術です。弊社では、アクアポニックスを行うことで削減したCO2をアプリ上で数値として可視化するサービスを提供しています。これにより削減の効率化が進み、具体的な数値として、成果のPRなどにも活かすことが可能になります。
化学肥料削減量
陸上養殖において、餌に含まれる窒素のうち魚の成長に寄与するのは12%で、残り88%は水中に溶け込み、水換え時に排出されてしまいます(2023年当社調べ)。アクアポニックスは、これらの通常廃棄される窒素やミネラルを有効活用して野菜を育てる技術です。弊社では、アクアポニックスを行うことで有効利用できた窒素量とそれに伴う化学肥料削減量を算出し、アプリ上で数値として可視化するサービスを提供しています。
これにより利用の効率化が進み、具体的な数値として、成果のPRなどにも活かすことが可能になります。
人材教育
農園見学者数
2020年に神奈川県藤沢市に研究農場「湘南アクポニ農場」、2022年に「ふじさわアクポニビレッジ」をオープン、毎週水・土曜に一般公開しています。当初は無料でしたが、予想を上回る多くの方がお越しになったため、現在はアクアポニックスの市場動向・導入事例・今後の展望等に加えて「アクアポニックスで新規事業!リスクを下げる導入ポイント」の講義を付けて有料にてご案内しております。百聞は一見に如かず、と言います。
まずは実物を見学し、導入検討を進めていただければと思います。
※「アクアポニックスで新規事業!リスクを下げる導入ポイント」資料は見学後にPDFで配布いたします。
アカデミー受講者数
2014年の創業時、日本でアクアポニックスを学べる場所はありませんでした。代表の濱田は2年間渡米し、さまざまな商業農場にて無償で働きながら知識を得ました。さらに、アクアポニックス研究で有名なWisconsin大学、ニューハンプシャー大学での研修、導入支援実績TOP3の企業
(Nelson&Pade社、Aquaponics Source社、Hatponics社)のトレーニングを受講。こうして、日本で唯一のアクアポニックス講座が生まれました。これまで400名以上の卒業生を輩出しており、彼らは各地で活躍しています。
情報発信
プレスリリース件数
食料生産の持続可能性を高めるため、現在4カ所の研究農場においてアクアポニックスの研究開発に注力しています。研究テーマは大きく「テクノロジー」「資源循環」「エネルギー循環」「肥料循環」「生産」の5つです。研究成果は、新しい商品・サービスとして生産者へ還元するとともに、随時プレスリリースで発表しています。
ブログ発信数
2014年の創業時は、Googleで「アクアポニックス」と検索しても殆ど情報が無い状況でした。そのため創業から半年間は英語文献を参考に毎日ブログを書き、頂いたコメントに対して商品・サービスの開発を行ったことが弊社の礎となっています。アクアポニックスは新しい技術であるため、正しい情報にリーチできず初期段階で失敗してしまうケースも多く見てきました。「少しでも多くの方に知ってもらいたい」「知識不足による失敗リスクを軽減したい」との想いで、弊社の研究農場で実証した内容等を中心に発信しています。
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