小学校で、高校で、MBAでもアクアポニックス

全国の小学校に配布されているカタログ（プラス教材）から「アクアポニックス〜さかな畑〜」が購入できるようになりました！

「生活」と「総合的な学習の時間」向けの教材となります。

お問合せはこちらからどうぞ → PLUSの教材

子どもたちに使ってもらえると思うと嬉しい：）

アクアポニックスは、生態系（野菜と魚と微生物が共生する環境）を作ると、その自然の力で野菜や魚が育ちます。野菜（または魚）を育てる、のではなく、生態系を作って見守る、というイメージ。

実際にやってみるとよく分かることで、野菜だけを育てているときは、知らず知らずのうちに部分最適の考え方に。

つまり、例えばベランダ菜園で野菜を育てているときには、葉っぱが黄色くなったら当たり前のように肥料を与え、害虫がついたらシュッとスプレー。（僕もそうだったけど）野菜が育てばよかったわけです。これが部分最適。

実際にアクアポニックスをやってみると、同じようなシーンでも、この肥料（このスプレー）は野菜にとってはOKだけど、その周りの生態系（微生物や魚など）には大丈夫かな？ということを自然に考えます。これが全体最適の考え。行動が変わります。

小さなことでも人の行動を変えるのはホントに大変。自分で気づけて、自然と行動が変わるのは、アクアポニックスの大きな魅力の一つだと思っています。

「畑には何が見える？」これまでは野菜だけだったかもしれません。でも今は、、、

見え方が変わると行動が変わる。この小さな行動の変化から生まれるポジティブな気持ち、行動を広げていきたいです。弊社のビジョン「生産者＝わたし、を増やしたい。」がそのままの気持ち。

最近は他にも嬉しいことが続いていて、ご縁があって、都内にある女子高で都市農業科（仮称）を新設するとのことで、アクアポニックスもカリキュラムに取り入れてもらえそうです。

そして、6月には青山学院大学MBAコースでも（1コマだけですが）講義することになりました。

小学校からMBAまで、全く目的が違ってもビチッと合わせることができるのもアクアポニックスの面白いところ。

実践者を増やしたいです。