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イリノイ州シカゴで多目的施設「オグデン農場」を設立。アクアポニックスシステムや有機農業を活用し、社会問題の解決へ

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アメリカのイリノイ州シカゴで「オグデン農場」という多目的施設が設立された。農業を通して、地域や国の問題解決・軽減が期待されている。

オグデン農場は、シカゴ植物園とランデール・クリスチャン医療センターが共同で設立。既存の屋外農場に加え、屋内農場、調理室、冷蔵室、直売所を追加したことで、さまざまな活動が可能である。その広さは約1,860平方メートルにも及ぶ。

Photo credit: CHICAGO BOTANIC GARDEN

屋内農場では、トマト、オクラ、ケールなどが栽培されている。

屋内の施設では、7,300平方フィート (約680平方メートル) の温室と50,000ガロン (約19万リットル) のアクアポニックスシステムを有している。そこでは、2,500株のレタスを1年間毎週、ティラピアを年間14,000ポンド (約6,400キログラム) 生産。

ティラピアの排泄物をレタスが吸収して栄養とし、浄化された水はまたティラピアの水槽に戻っていく。この循環型農法により、使用する水の量を抑えることが可能だ。

オグデン農場では、働き手としてさまざまな人が活躍している。

特に注目すべきは失業者や退役軍人、犯罪歴のある人を対象に実施される職業訓練だ。14週間の訓練を通じ、農作物の生産技術のほか、保管・出荷業務、品質・安全管理、栄養に関する知識や調理方法の習得が可能だ。

シカゴ植物園では、実際に同様のプログラムを他の農場で実施し、その修了者の約9割が市内外の農場やスーパーの生鮮食品部門、レストランなどに就職している。

シカゴ植物園のアンジェラ・メイソン部門代表は「今まで仕事にありつけなかった人々が収入を得られるようになる。これにより地域の貧困が解消され、犯罪も減る」と述べる。

また、就労支援に限らず、シカゴの公立学校生や未来の都市農業経営者が、農場内のプログラムを通して農業、食品の安全性、および料理や栄養学を学んでいる。

オグデン農場で収穫された野菜は、半分のみを出荷し、残りは直売所での販売や、北ランデール地区とその周辺に住む、糖尿病などの生活習慣病に苦しむ患者に無料で支給される。

さらに、配った野菜の栄養に関する知識を教え、調理実演も実施している。

実際に野菜を自宅で調理し、体調がよくなったと感じた患者は多い。

ランデール・クリスチャン医療センターの最高臨床運営責任者、ウェイン・デトマー医師は、「不健康な食生活が糖尿病や高血圧を引き起こす。発症してから薬で治療するより、食事で予防し、治すことが大切だ」と述べている。

農場がある北ランデール地区では、貧困、失業、犯罪の増加、そして生活習慣病が問題視されている。

さまざまな機能を備えた農場が活性化することでこれらの問題が軽減、ひいては解決に導かれるだろう。

Reference:

Yahoo! JAPANニュース『都市農業で貧困と犯罪を減らす米国の試み=シカゴ「オグデン農場」―農林水産・最前線』

CHICAGO BOTANIC GARDEN

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