「China Market Research Reports」が、2014年度の中国の水産養殖の市場調査レポートをリリースした。ここ数年間の平均年間成長率が4.7%〜6.1%で、2017年までは急速に伸びていくと予測している。
2013年は成長率が5.9%となり、国全体の生産量は4,500万トンにものぼった。特に中流階級以上向けのアワビ、ナマコ、クルマエビ、ティラピアなどが伸びた。アワビとナマコに限っては、ここ5年間で毎年10%以上生産量が増えているそうだ。
中国で最も海水養殖が盛んなエリアは”山東省”(Shandong)で、2013年度の生産量は450万トン。クルマエビ、ムール貝、ナマコ、ウニなどが目立った。
一方で、淡水養殖が最も盛んなエリアは”湖北省”(Hubei)。2013年の生産量は410万トンで、国で生産されているアメリカザリガニの50%はここで養殖されているほど。
こうした成長の背景には、水産養殖技術の発達と国民の消費意欲アップがある。このデータはレポートのほんの一部なので、これだけでは判断が難しいが、いずれにしても注目しておきたい市場である。
調査レポートはこちらで購入することができます▼
Purchase : China Aquaculture Industry Report, 2014-2017
Reference: BusByway
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