・年間20万袋のサラダ出荷を目指す
・生産物の販売先
・資金調達の背景
イギリスでは初となる商業規模のアクアポニックス農場が誕生する。運営はロンドンのアクアポニックス企業「GrowUp」で、年間2万キロの野菜、4千キロの魚の生産を目指す。
ロンドン市内の倉庫を改装
農場はロンドンのベックトン(Beckton)地区内の倉庫を改装したもので、年間20万袋のサラダの出荷を目指す。最初の出荷は2015年9月を見込んでいる。
出荷された魚(ティラピア)は、地元のレストランに卸される予定で、この農場から8つの雇用を生み出していく。従業員にはイギリスの生活賃金である9.15ポンド(約1,600円/2015年4月時点 1ポンド=178円)が支払われ、主に地元の若者を中心に雇用していく。
農場には一般消費者向けのスペースも用意される予定で、これからの持続可能な生産について説明、コミュニケーションができる場になるという。
「GrowUP」について
「GrowUp」は2013年にケイト・ホフマンとトム・ウェブスターによて共同操業されたアクアポニックス企業。2013年3月にコンテナ型システム「The GrowUpBox」を建設するための資金を、大手クラウドファンディグサービス「Kicstarter」にて調達し、話題を集めた。
2014年9月にはエネルギー分野に特化したイギリスの投資会社「Ignite Social Enterprise」などから約2億円の資金調達を実施している。
今回のロンドンでの商業農場の建設は、ロンドン東部の特別区「ニューアム・ロンドン特別区」に許可をもらってスタートしたものだ。
Reference: Fresh Produce Journal
Twitter:@aquaponic_s
Instagram:@aquaponic_s
Facebook:@ouchisaien
●アクアスプラウトSV(家庭用キット)
アクアスプラウトSV~さかな畑~
●アクアポニックス講座を受講する
アクアポニックス・アカデミー
●アクアポニックスを本で学ぶ
実践マニュアル本
●DIYで作る
設計図・資材をみる
0 Comment