・500匹のティラピアが泳ぐ
・オーガニック認証を受けたロメインレタス
・本業はバラの栽培
米国オレゴン州の企業「Flyboy Naturals」(以下、FN)が、アクアポニックス(魚耕栽培)事業に進出している。運営するのは、FNを経営するJimとJami Brown夫妻。
施設には約1.2万リットルの大型水槽が2つあり、それぞれに500匹のティラピアが泳ぐ。オーガニック認証を受けたロメインレタスが毎週1800株ほど収穫され、ファーマーズマーケットやリゾート施設で販売されているそうだ。
Brown夫妻はアクアポニックス分野では参入してまだ日が浅いものの、「Flyboy Naturals」は創業22年目を迎えた。この会社は、結婚式などで使われるフリーズドライ加工の花びらを販売している。
「干ばつ地域では価値のある農法だ」とアクアポニックスに可能性を感じたBrown夫妻は、所有していた4ヘクタールほどの土地の活用方法としてこれを選んだ。元々が循環性のあるシステムではあるが、今ではここから液肥を作り、本業であるバラの育成用に使用しているという。
レタスは、暖かい時期では6週間、寒い時期だと8週間で収穫できるそうだ。また、レタスは根がついたまま水に浸った状態で、まさに”生きたレタス”として地域で販売されている。
2015年にはトマトやきゅうりの栽培にも挑戦するとのこと。本業の花と持続可能な農法が、これからどうコラボレーションしていくのかにも注目していきたい。
Reference: Capital Press
Twitter:@aquaponic_s
Instagram:@aquaponic_s
Facebook:@ouchisaien
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