この記事のポイント
・すでに15ヶ所に設置
・ガザ地区では97%が都市かキャンプ場に暮らす
・FAOによる食料生産サポート
・すでに15ヶ所に設置
・ガザ地区では97%が都市かキャンプ場に暮らす
・FAOによる食料生産サポート
FAO(国際連合食糧農業機関)が、パレスチナ・ガザ地区の食料不足問題の解決に向けて、アクアポニックス(魚耕栽培)施設の設置をサポートしている。
海外メディアの記事によると、FAOはすでにガザ地区内の15ヶ所にアクアポニックス施設を建設しており、地区内での食料生産量の上昇に繋がっている。
ガザ地区では農地が常に不足しており、人口約180万人のうち97%は都市かキャンプ場に暮らしているため、土地へのアクセス自体もかなり少ない。また、人口の44%は食料供給が不安定な環境下で暮らしており、田舎になるとこの比率が52%に上がるという。
度重なるイスラエルとの紛争の影響があるなか、自然災害などによる世界的な食料価格の上昇も重なり、さらには平均以下の降水量がここ4年間続いている。そして、地区内の人口は毎年3%のペースで増えている状況だ。
FAOは2010年7月以降、ベルギー政府の資金提供を受けて緊急事態での食料生産をサポートしてきた。こうした従来の農業が厳しい過酷な環境下で、アクアポニックスがどのように活用されているのか今後も注目していきたい。
Reference: FAO
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