アクアポニックスをやっていると、水槽にコケが生えることがあります。コケが生えすぎると、このコケ自体が水槽内の酸素を消費してしまい、魚が快適に過ごせなくなるのはもちろん、美観も損ないます。
これは自然の現象でもあり、完全に防ぐことは難しいのですが、今回は、できるだけコケの発生を抑える方法と、生えたときの対処方法を紹介します。
コケへの対処方法3つ
・水槽にバックスクリーンを貼る
・コケを掃除してくれる生き物を一緒に飼う
・コケ取りスポンジで掃除する
バックスクリーンで日光をカットする
「アクアスプラウト ~ さかな畑 ~」の場合、専用のバックスクリーンを水槽に貼ることで日光をカットし、コケの発生を抑えることができます。
貼るのは、水槽の後面、左面、右面の3面。背景がブラック一色になるので、金魚や水草の色も映えます。
コケのお掃除隊を一緒に飼う
実は、コケを食べてくれる生き物もいます。代表的なのは、オトシンクルス、淡水エビ、プレコの3種類。こうした生き物を一緒に飼うことで、水槽内のコケを食べてくれるので、発生を抑えることができます。
近所のペットショップや熱帯魚ショップに行くと、この3つは販売されていることが多いので、店員さんに聞いてみてくださいね。プレコに関しては、30cm以上になる種類もいるので、小型の「ブッシープレコ」という種類がおすすめです。
※これら生き物を入れたからといって、コケが完全に発生しないわけではありません。
※別途、エサも与えてあげましょう。
コケ取りスポンジで掃除する
コケが発生したときは、専用のスポンジで水槽の壁面を掃除しましょう。市販のスポンジなどでも掃除が可能ですが、「スターターセット」に含まれるスティックタイプは、手を濡らさずに作業できるのでおすすめです。
コケの発生具合にもよりますが、循環が安定していれば、1ヶ月に一度の作業でも十分に美観を保つことができます。
直射日光が当たる場所は避けよう
最後に、アクアポニックスを置く場所について。コケが発生する一番の原因は直射日光なので、可能であれば、水槽には日光が当たらない場所を選びましょう。植物には日光が必要なので、うまく植物にだけ日光が当たる場所があることが理想です。
例えば、窓際に置く際は、水槽台を活用することで、上の植物の部分にだけ日光が当たるように調整ができます。
まとめ
多少のコケは、アクアポニックスには大きな問題はありません。ただ、せっかく家に置くなら、きれいな状態で、インテリアとしても楽しみたいですよね。
ぜひ、今回紹介した方法を実践して、充実したアクアポニックス生活をお楽しみください。
今回紹介した商品:
アクアスプラウト ~ さかな畑 ~
スターターセット(コケ取りスポンジが含まれます)
バックスクリーン
水槽台
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