この記事のポイント
・ヒートポンプの活用
・うなぎ、モロヘイヤ、空芯菜などを栽培
・毎月の運営コスト
・ヒートポンプの活用
・うなぎ、モロヘイヤ、空芯菜などを栽培
・毎月の運営コスト
新潟県十日町市の旧中里養魚センターにて、国内初のアクアポニックス(魚耕栽培)事業検証実験が5月にスタートしている。運営するのは、ヒートポンプやろ過装置の製造販売をする企業「サイエンス株式会社」(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:桑原克己)。
施設ではヒートポンプの活用により温水と冷水環境が再現され、温水環境(20〜30度)ではウナギ、モロヘイヤ、空芯菜、バジルなどを栽培。冷水環境(10度)ではヤマメ、イワナ、わさびを栽培している。
この発表は5月22日に「日本経済新聞」でも取り上げられ、記事によると施設の広さは約130平方メートル、設備には2000万円を投じているそうだ。
野菜の育成にはLED照明を使い、水温はウェブカメラやセンサーで管理。毎月のエネルギーコストは2万〜3万円だとのこと。来年の実用化を目指しており、その際のシステムの販売価格は5000万円を想定。2017年度には3億円の売上高を見込んでいる。
日本では、まだまだアクアポニックスの実例が少ないなか、これは期待したいニュース。特に、ウナギやワサビは生産物としての付加価値が高い。こうした事例をどんどん作り実績を積み重ね、日本には”アクアポニックス先進国”になってもらいたい。
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