米国フロリダ州のアクアポニックス(魚耕栽培)企業「The Urban Food Forest」は、システムの組み立て、設置、メンテナンスまでを行う家族運営の事業。
奥さんのMichele Holzberger氏は、いつもトマトが虫に食べられたり、レタスが育たなかったりと、家庭菜園で苦労をしていた。そんなときに5年前に旦那さんのDustin氏と一緒に受けたアクアポニックスセミナーが運命を変えた。
よほど興奮したのか、セミナーの翌日には自宅にてパイプを組んでシステムを自作。最終的には、7000リットル弱の水で1000の植物と300匹の魚を養殖するまでに拡大した。そんななか、訪問者のひとりが「私もこんなシステムが欲しい」と言い出し、これがきっかけで2年前に会社を設立した。
現在は家族5人で運営されており、小学校などの施設に合計25のシステムを設置している。よく育つのはケール、ロメインレタス、スイスチャードで、きゅうりの栽培にも成功、現在はパイナップルを実験中だとのこと。ザリガニの養殖にも最近挑戦中だそうだ。
アクアポニックス事業を家族で運営というのは、とても新しい。元々環境的な側面を強く持った農法だが、家族みんなで魅力を伝えていくことで、特に教育施設への普及が加速しそうな印象だ。
Reference: Tamp Bay Times
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