よくある質問
個人の方向け
- Q:アクアポニックスの栽培キットはありますか?
- Q:DIYで作る場合、設計図や必要資材リストはありますか?
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A:こちらのDIYページを参照ください。
- Q:DIYで作る場合、ホームセンターで入手できない資材はどこで購入できますか?
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A:こちらのDIYアクアポニックスで必要機器資材を販売しております。
- Q:どんな植物を育てることができますか?
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A:葉物野菜やハーブがおすすめです。具体的には、バジル、ミント、イタリアンパセリ、コリアンダー、ルッコラ、サラダ菜、リーフレタス、シソ、青ねぎ等、様々な品種を育てることができます。日光が不足している場所に設置する、植物は収穫しない、お手入れを楽にしたい等の場合は、観葉植物をおすすめします。
- Q:どんな魚を飼育できますか?
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A:基本的には、淡水魚であれば飼育が可能です。小規模アクアポニックスの場合、個体が大きくなりすぎず、水温やpHの変化に強い金魚などがおすすめです。
- Q:設置場所はどのような場所がよいですか。
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A:床が水平で、日当たりのよい場所がよいです。魚の水槽には直射日光が当たらないように遮光してください。
- Q:水は水道水を使えますか?
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A:可能です。カルキ抜き剤、または1日汲み置きして、カルキを抜いてから使用ください。水道水のほか、井戸水、雨水、湧き水なども使用できます。使用前にpH等は計測し、必要に応じて調整してください。河川や用水路の水は、農薬や害虫混入のリスクがあるためお勧めいたしません。
- Q:水質検査はどのように行いますか?
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A:API試薬をご使用ください。簡単にpH、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の4項目が計測できる試薬キットです。
- Q:植物用LEDライトは必要ですか?
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A:屋外など日当たりのよい場所でしたら不要です。室内など日光が不足している場所でご使用ください。夜は消していただいて構いません。アクアスプラウト用のLEDライトはこちらから購入できます。
- Q:ハイドロボールは洗ったほうがよいですか?
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A:洗浄済みと未洗浄の2タイプをご用意しております。未洗浄タイプの場合、ご使用前に洗濯ネット等に入れて水洗いしてください。稼働をはじめてからは、排水管などの詰まりが出ない限り、原則洗浄や交換は不要です。
- Q:植物がうまく育ちません。
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A:主な要因は、日光不足または栄養欠乏です。
・日当たりがよくない場合は、植物用LEDライトを設置しましょう。
・セットアップ後すぐに植物を植えた場合、まだ微生物の数が少ないために栄養不足となる場合があります。はじめに魚だけを3週間程育てた後で植物を植え付けてください。苗は移植されてから10日間程は新しい環境に適用するため根を張ることにエネルギーを使います。「なかなか成長しないな…」と思ったら、この期間だと覚えておきましょう。新しい環境に適応すると、ぐんぐんと成長がはじまります。
・エアーポンプを使用していない、風通しが悪い、環境に合わない植物を植えた等の要因で、うまく育たない場合もあります。
- Q:どんなメンテナンスが必要ですか?
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A:原則として1日1回の魚へのエサやりと、2週に1回程の蒸発した水を足すことが基本です。エサは2分で完食できる量とし、エサの与えすぎに注意しましょう。
自動給餌器を使うと、毎日定時に一定量のエサを自動で与えてくれます。食べ残しは水質悪化の原因となるためネット等で取り除きましょう。
- Q:水換えは必要ですか?
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A:原則不要です。急激な水質・外観の悪化が起こった場合は、水換えを行いましょう。水換え時は、カルキ抜きした水を入れてください。
- Q:虫の予防、駆除はどうすればいいですか?
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A: 防の場合は、専用の有機害虫忌避剤アロマニームを1000倍で希釈した液を、週1回、植物の葉にスプレーしてください。駆除の場合は、500倍に希釈して使用ください。
- Q:水槽内に藻(コケ)が発生したときはどうすればよいですか?
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A:主な要因は日光と水の富栄養化です。次の5つの対策があります。
①水槽を遮光する。
②コケを食べてくれる生き物を一緒に飼育する。
(タニシ等の巻貝、ヌマエビ、オトシン等の魚等)
③常に植物がある状態を保ち水が富栄養化することを防ぐ。
④エサの量は2分で完食できる量として、食べ残しはネット等で回収する。
⑤コケ取りスポンジ等で水槽のガラス面を掃除する。
- Q:初心者ですが、どうやって学べますか?
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A:ネット検索やYouTube等で学ぶことができます。体系的に学びたい方向けに、以下をご提供しております。
➀実践マニュアル本「はじめてのアクアポニックス」
②講座 「アクアポニックス・アカデミー」
・通信受講:動画コース(3時間)
・通学受講:基礎コース(1日間)
法人の方向け
- Q:採算性評価はどのように行いますか?
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A:ミニマムの試験環境をスタートアッププランとして提供しております。太陽光型、LED型の2タイプがございます。通常1~2年をかけて試験栽培を行い、品種選定、販路確保、生産管理ノウハウを確立させた後、規模を拡大していきます。
- Q:補助金の活用は可能でしょうか?
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A:可能です。様々な補助金について採択実績がございます。
- Q:導入後の生産管理サポートはありますか?
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A:以下の2つのサービスをご提供しております。
➀湘南アクポニ農場での研修
②アクポニ栽培アプリ、WEBカメラ、センサー等を活用した遠隔監視、生産コンサルテーション
- Q:販路開拓のサポートはありますか?
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A:現時点ではございません。
- Q:損益分岐点となる規模はどれくらいでしょうか?
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A:生産品種、販売価格、環境制御の選択で変わります。
- Q:異業種からの参入ですが、何から検討してよいのか分かりません。
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A:アクアポニックス・アカデミー(ビジネスマスターコース)を受講後、湘南アクポニ農場の見学(無料)をおすすめいたします。最も効率的にアクアポニックスについて御社の検証ポイントをご理解いただけます。
※弊社で農場設置をご依頼いただく際には、ビジネスマスターコース費用は全額ご返金しております。
- Q:エビでアクアポニックスはできますか?
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A:湘南アクポニ農場、お客様の農場で試験中です。
- Q:農場を作る予定の現場に来ていただくことはできますか?
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A:導入コンサルテーションサービス内で有料対応となります。
- Q:自社の技術が活用できるか検証したいのですが、どのような方法がありますか?
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A:以下の2つのサービスを提供しております。
➀スタートアッププランを設置して自社で検証
②湘南アクポニ農場を利用した共同研究
- Q:稚魚はどこから購入できますか?
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A:魚種によって購入先が異なります。ティラピア、チョウザメ(シベリア種)は弊社でご提供しておりますので、こちらからご購入検討ください。他の魚種については、県の内水面水産試験場へご相談ください。
- Q:工場内に設置したいのですが、排水基準が厳しいです。排水はでますか?
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A:排水を出さない仕様とすることが可能です。
- Q:露地でアクアポニックスすることは可能でしょうか?
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A:ビニールハウスの主な役割は、保温と害虫防除です。その2つが問題とならない環境下において露地栽培は可能です。
- Q:真夏、真冬はどうやって栽培しますか?
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A:環境制御を行うことで周年栽培します。環境制御の選択については導入コンサルティング(有料)のなかでご提案いたします。
- Q:業務プロセス、環境制御の計測項目が分かりません。教えてください。
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A:導入コンサルティング(有料)のなかでご提案いたします。
- Q:フィルターだけの販売は行っていますか?
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A:原則行っておりません。農場設備の一部としてご提供しております。
- Q:魚のフンだけで栄養は足りるのでしょうか?
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A:魚のフンだけでは植物に必要となる17種類の必須栄養素のうち、カリウム・カルシウム・鉄が欠乏する傾向にあります。追肥で対処します。
- Q:契約から施工、植えつけ開始までのスケジュールを教えてください。
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A:契約→植えつけまで最短で3カ月程とお考えください。
- Q:アクアポニックスで実績のある野菜、魚は何でしょうか?
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A:海外で多い組み合わせは、ティラピア(いずみ鯛)とリーフレタスやハーブ類です。商業アクアポニックスの場合、淡水魚と葉物野菜・ハーブ類の選択が多くなります。
- Q:海水魚でアクアポニックスはできますか?
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A:試験中です。
- Q:ウナギでアクアポニックスはできますか?
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A:ウナギの稚魚の割り当てが国の許可制となって以降、新規参入が難しくなっています。野菜についても、ウナギの生育環境(高温多湿)に耐性のある植物の選択には制限がでてきます。不可能ではありませんが、ハードルは上がります。
- Q:アクポニ栽培アプリで何ができますか?有料ですか?
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A:アクアポニックスの基本的な作業や環境情報、生体情報を記録できるサービスです。 機能に制限はありますが、無料で使用できます。このアプリを使い有料で生産レポートの作成や改善相談を行う「アクポニ生産アドバイス」サービスも提供しています。アプリやセンサーで記録したデータは、指標を使って状況を把握できるよう、月次レポートを提供いたします。